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老犬が発症しやすい病気とは

2019年10月27日
ボールを遊ぶ犬

犬も人間と同じように、老化すると免疫力が低下して病気にかかりやすくなりますが、早めの対処をすれば治ることも多いので、気づいたらすぐに動物病院に連れて行って早めの対処をすることが大切です。悪性腫瘍はいわゆるガンで体のさまざまな部分にできる可能性がありますが、一般的な兆候としてはエサを食べる量が極端に減ったり、犬の体が嫌な臭いを発したり、散歩を嫌がって自分から歩かなくなったりすることが挙げられます。治療方法は問題の悪性腫瘍を外科手術によって取り除くことですが、周囲の健康な組織もいくらか切除するのが一般的で、放射線治療や抗がん剤治療を併用するケースも多く見られます。

白内障も老犬になると発症しやすい病気で、老化そのものや糖尿病などの合併症を原因として水晶体が白く濁ることによって視力が低下して、場合によっては視力が完全に失われてしまうこともあります。犬は人間と比べて視力に頼っている部分が少ないため、白内障の初期段階で動物病院に連れて行っても早めの対処をすすめられることは少なく、食事や排泄などがしにくくなってきたら家族のサポートを求めることが多いです。
糖尿病は膵臓でつくられるインスリンが不足したり、働きが鈍くなることで細胞が糖を吸収できずに尿に排出される病気ですが、飲む水の量と出す尿の量が増えたり、お腹が大きく膨らんだり、食べているのに体重が減少したりするのが症状です。糖尿病の治療は薬物投与と食事療法で、飼い主がインスリンの注射を毎日することで糖が細胞に吸収されるのを促し、理想体重にもとづく標準的な摂取カロリーの食事を与えることで、肥満の改善を目指します。

老化すると十分な機能をする糸球体が少なくなるから腎臓の働きが悪くなりますし、血液を濾過して尿をつくるネフロンが減少して腎不全になることがありますが、その診断は血液検査に拠って下します。腎不全の治療は輸血と食事療法が中心で、使用する輸血剤は犬の病状に応じて適切なものを選び場合によっては飼い主が行いますが、タンパク質と塩分を制限しながら栄養のある食事を与えることも肝心です。
老犬によく見られる心臓病として僧帽弁閉鎖不全症がありますが、これは心臓にある僧帽弁がきちんと閉じなくなる病気で、進行するにつれて咳がひどくなっていき、時には呼吸困難を招くものです。弁を外科的な手術で治療することが困難であるため、この心臓病の治療は強心薬の投与などの内科的なものなりますが、長い散歩を控えたり、興奮させないように配慮したりする飼い主の協力も不可欠です。

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